【経験談】秋卒業かつ内定取り消しになった大学院生はどうなるのか

卒業論文
この記事は約7分で読めます。

先に言っておきます.私は留年しました.

理系大学院に通っていたのですが,修士論文を不合格になり,最短での卒業が翌年度の秋に決定しました.

留年の経緯と理由については以下の記事で語っています..

よく「単位が足りなくて大学を留年しちゃった」という方は多くいますが,「論文が不合格になって留年した」という人はほとんどいません(少なくとも自分の周りでは,ですが).

講義もちゃんと出て,単位もしっかりとって,研究室にも毎日行っていたのにも留年してしまい,当時はかなり落ち込みました.心がポッキリ逝きました.

そせて留年が決まってからまず,内定先に連絡を入れました.「留年してしまい,4月入社が難しくなりました」と.

内定先にも留年の経緯と謝罪をして,何とか入社を待ってもらえないか,もしくは学部卒で入社することはできないかという話をしました.

しかし結果として,4月頃に正式に内定取り消しが告げられてしまいました.

この時点で確定したのが,

  • 最低半年間の留年(秋卒業)が決まった
  • 就職先がなくなった
  • 奨学金が借りれない(= 生活困窮)

です.

卒業旅行も決まっていたのですが,周りが卒業する人の中で留年した自分が一緒に行っていいものかと考えてしまい、結局旅行も行きませんでした.

1. 秋卒業までの流れ

まずは時系列順に示します.

いつ出来事
2月留年確定
内定先に連絡する
3月研究,論文執筆再開
4月内定取り消しが決まる
企業研究と自己分析開始
5月企業エントリーし始める
6~8月いくつかの企業で面接.
大体落ちる
9月内定が決まる.
秋卒業が確定する.
秋卒業までの出来事

2. 秋卒業に向けて

これまで奨学金を借りながら一人暮らししていたのですが,留年したことで奨学金が借りれなくなりました.「学費+家賃+生活費」という消費を,1年間アルバイト収入だけで続けるのは無理だと思い,まずは秋卒業に向けて頑張っていこうと決意しました.

足りない部分は今まで貯めていた貯金から削り出しました.幸いにも自分はわりと節約を意識しながら過ごしてきたので,半年間暮らせる程度のお金は持っていました.これが不幸中の幸いというやつかと(笑えない).

論文執筆を再開したのは,留年確定から1ヶ月後の3月頃.その頃にはだいぶ気持ちの整理がついていて,「さあ,頑張ろうか」という思いになっていました.まあ,それまでに1ヶ月くらい塞ぎ込んでいたんですけどね.

それからはこれまでの研究内容のブラッシュアップとこれからの方針について決め,5月下旬くらいまでほぼ毎日,研究と論文執筆に取り組みました.その頃は週4日でアルバイトしていたのですが,そのアルバイトの時間が唯一のリフレッシュタイムでした.その時間だけは研究と論文のことを考える必要がなかったので...

そして6月頃,論文を9割ほど書き終え教授に進捗を伝えると,ようやく教授から「卒業できるね」と言われました.

そのあと,家に帰って,「ああ,ようやく終わった」という気持ちになり,安心したからか,気がつくと目から涙が出てきました...

3. 2回目の就職活動での決断

冒頭で述べたとおり,4月に内定取り消しになって,就職先がなくなりました

取り消しになった企業には学校推薦で内定をもらっており,大学院卒業見込みでの採用だったので,まあ仕方ないかなと.

それでも何とか卒業まで待ってもらえないかと,電話と対面で人事の方とお話させていただいたのですが,翌日文面で内定取り消しを通達されました.

そのような経緯もあり,就職活動をすることになりました.

再度就職活動するにあたって,まずは学校に相談しに行きました.昨年同様,学校推薦で就活をしようと思ったからです.

留年しても行けそうな企業はありますか」と相談したところ,「基本的には留年してるから落とすなんてことはないので,大丈夫ですよ.」と言われ,いくつかの大手企業を紹介してもらいました.

その後,紹介してもらった企業について調査し,選考の対策をすることになりました.

ところが,企業調査と同時並行して自己分析を行っていた時に,「本当にこのままでいいのか」という気持ちになり,不安がよぎりました.確かに推薦で大手企業に入るという選択肢はあるけれども,本当に自分が入社したいかどうか,自分が本当にやりたいことはその企業にはないのではないかという思いを持ち始めました.

悩んだ挙句,学校の推薦で就活することをやめ,自由応募で一から企業研究を行い,就職活動することに決めました.

4. どうやって就職活動したのか

企業研究と自己分析を4月下旬頃から始めました.

おそらく「え,遅くない?」と思われるかもしれませんが,なにせ4月上旬に内定を取り消しをされたため,この時期にずれ込みました.

自己分析も,「去年やってるならほとんどやらなくていいでしょ」と思われるかもしれませんが,去年は推薦ベースで就活していたので,あまり自己分析をやっていませんでした.

企業研究に関しても,去年とは別の業界を受けようと思ったので,ほとんど1から調べ直しました.

本格的に企業エントリーし始めたのは5月中旬頃.

自分が知っている企業に関しては自分でエントリーし,他の企業に関しては就活エージェントを活用しました.

就活エージェントは3つほど.LabBase,アカリク,レバテックを使ってました.この中だとLabBaseは特殊で,理系大学院向けの逆スカウト型エージェントサービスです.この3つの中ではこのLabBaseはかなり良かったと思います.

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受けた企業数は全部で15社ほど.そのうちエントリーシートを通過し他のは半数ほど.内定をいただいたのは1社でした.

5. 実際,留年は不利なのか

留年は不利かと言うと,「留年の理由による」に尽きると思います.

単位が取れなくて留年した,論文が完成しなかったという理由だと,正直「この人ちゃんとしてない人だ」と思われるのは当然です.

ただし単位や論文が理由でも「何故自分は留年してしまったのか,それを踏まえてどのようなことを学んだのか」をしっかりと面接で伝えることができれば,むしろ有利に働いたりもします.

一つ言えることは,面接官に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえることが大切なので,そう思ってもらえるように対策することが重要だと思います.普段の生活でも,初対面の人が挙動不審だったり,何を言ってるのか分からないような人と友達になりたいとか思いませんよね.それに近いと思います.

つらつらと述べましたが,まとめると「何故留年したのかをしっかりと振り返ること,留年した理由をしっかり言語化して面接官に伝えられるようにすること」が大切です.これができれば,ほとんどの企業で不利になることはありません.

しかし,あくまで「ほとんどの企業」です.企業によっては留年は不安要素の一つとして考えられ,留年したという理由だけで落とされる場合もあります.

自分が受けたい企業が留年で落とすのかを事前に知るには,OB訪問もしくは就活エージェントの方を通じて知ることができます.もし不安であれば,それらを活用しましょう.

6. まとめ 「留年=人生終了」ではない

周りの人によく「留年すると就活不利だよ」とか,「留年なんて恥ずかしい,落ちこぼれだ」とか言う人もいますが,自分はそうは思いません.

むしろ,留年という失敗を経て成長することこそが人生の大きな糧になると信じています.

確かに大学を4年間,大学院を2年間でストレートで卒業して,大手企業に就職して幸せな人生を送ることは素晴らしいです.

それでも,留年という失敗をしてそこから反省して這い上がってきた人は,精神的にもタフになれるし,社会に出た時に何事にも意欲的・挑戦的になれると思います.

留年した,,,ダメだぁ」で終わるのではなく,そこから「よし!やってやるぞ!!!」と切り替えることが大事です.もし切り替えることができたなら,その経験は絶対に無駄にはなりません.

人生まだまだこれから.辛いことはこれからまだまだ沢山あります.

今自分は,留年したことは「つらかったけど良い経験になった」と思っています.

がんばっていきましょう.

おーよしの紹介
院卒Webエンジニアマン

「プログラミング」や「開発技術」,「大学院の苦労話」について情報発信してます.これからのIT時代を生き抜くため,自分のスキルを磨き続けます.将来は起業できたらいいなという思いがあります.

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